1998年6月の熊本県五木村栗鶴地区の崩壊

道路から見た崩壊地 正面から見た崩壊 崩壊観測用気球
栗鶴川に堆積した土砂 崩壊地点と崩積土 下流から見た崩積土
崩壊地と崩積土上部 河川流路の確保作業 河川流路の確保作業

 栗鶴地区は、熊本県五木村の川辺川上流部に位置し、川辺川の右支川である栗鶴川に面した小さな集落です。この地区から栗鶴川を挟んだ栗鶴川の対岸に、1998年6月下旬、小さな崩壊が発生しました。

 崩積土が栗鶴川を堰き止めて栗鶴川の水位が上昇し、その崩積土の決壊により土石流の発生する危険が懸念されましたが、幸い崩積土の量が少なく、また栗鶴川の流量も少なかったために、最低限の流路は確保されていました。

 それでも、次の崩壊が発生すれば栗鶴川の流路が完全に遮断される可能性が残されていたため、ビデオカメラを搭載した観測気球により、崩壊地点を観測するとともに、栗鶴川の河川内に重機を入れて、流路幅を拡幅する作業が実施されました。

 これらの写真は、崩壊から2〜3日後の6月25日に撮影したものです。それぞれの写真をクリックすると、拡大した写真を見ることができます。

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