ヒナキキョウソウ(雛桔梗草)

撮影年月日:2019/05/16 撮影場所:久留米市の筑後川河川敷
 
久留米市街地の北部を流れる筑後川の河川敷は
草が短く刈り込まれてリバーサイドパークとして利用されています

しかし川縁の近くなどで草刈りの手が入りにくい場所では
背の高い草やオギなどが生い茂って立ち入りもできないような所もあります

草刈りが行われた場所と行われなかった場所の境に
良く成長したヒナキキョウソウがたくさん咲いていました

ヒナキキョウソウは茎の最上部の花だけが開花し
他の花は閉鎖花として結実することがほとんどですが
生育条件が良いところではこの写真のように
茎の途中にある花も開花させることがあります

このような咲き方はキキョウソウと良く似て紛らわしいのですが
キキョウソウでは葉が丸く茎を抱くのに対し
ヒナキキョウソウの葉は細く尖っていて茎を抱かない
ことで識別することができます