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久留米市街地の北部を流れる筑後川の河川敷は 草が短く刈り込まれて市民の憩いの場として利用されています ところが市街地を少し離れた河川敷では 草刈りがほとんど行われない場所や 年に1〜2回しか行われない場所も多く 様々な樹木や草が生い茂ります そんな手入れの少ない河川敷で 青紫色をした小さな花を咲かせるシソ科の植物を見つけました 草丈20〜30cm正面から見た花の幅は5mm程度で ガクから花の先端までの長さは1cmほどの小さなものです タツナミソウに似ていると思ってタツナミソウ属を調べると ナミキソウと良く似ていると思いました しかし絶滅危惧種であるナミキソウがあるとは思いにくく さらにナミキソウを調べているうちに 熊本県の江津湖ではじめて確認されたという セイタカナミキソウではないかと思い至りました 今まで他の地域で確認されたという情報はないのですが これはおそらくセイタカナミキソウだろうと思います |
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