崩壊した山腹からすべり墜ちた崩積土は、幅8mほどの栗鶴川のほとんどを埋めましたが、対岸側の一部に流路が残されていたために、栗鶴川の流れは堰き止められることがなかった。 この土砂の量がもっと多かったら、栗鶴川の流れが堰き止められ、その水圧によって崩壊した土砂と大量の水が、土石流となって栗鶴川を流れ下るところでした。